08/04/03 10:23:29 0
捕手・石原(手前)に凄む岡田監督
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ブーイングは受け入れても、汚い攻めは絶対に許さへん。
ナインを守るのも指揮官の大事な仕事。好調な新井が狙われたとなれば、なおさら
黙っているわけにはいかなかった。
広島バッテリーが新井に対し、第1打席から、執ような内角攻めを敢行。
1点リードの3回2死も5球続けて胸元をえぐられ、迎えた6球目。
宮崎のシュート回転した138キロストレートが背中を直撃した。新井が打席でうずく
まると、吉竹チーフ野手兼打撃コーチとともに、岡田監督もベンチを飛び出した。
幸いにも新井は、すぐに立ち上がって一塁へ。
だが、怒りが収まらない猛虎の将は“ええかげんにせえよ”とばかりに捕手・石原を
にらみつけ二言三言。この時点で、勝負も、ほぼ決していた。
「あまりにも、ああ(内角攻め)してな。(ぶつけるのが)みえみえやからな」
前2打席オール内角10球がウソのように、3打席目以降はスライダーを織り交ぜ
外角主体の攻め。「(前2打席が)おかしいいうことやろ」。
指揮官も、してやったりと言わんばかりに、ニヤリと笑った。
「死球?大丈夫ですよ。厳しい内角攻め?そんなことないですよ。明日から、また
頑張ります」
新井本人は、開幕5試合目にして初めて無安打に終わったが、指揮官の“援護”で
危険を回避したこともあり、自然体を装った。
帰り際に起こった「岡田コール」に応える指揮官に後光が差して見えた。
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