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県内プロスポーツ3チームの監督と石井知事が一日、富山市のANAクラウンプラザ
ホテル富山で「スポーツと地域振興」をテーマに意見交換した。県に新たな活気を
もたらすため、3チームが連携してジュニア選手育成に当たる必要があるとの考えで
一致した。3チームを応援することによって県民の一体感が生まれ、地域振興に
結び付くと期待を寄せる意見が相次いだ。
県民サッカークラブチーム「カターレ富山」の誕生で県内にプロ3チームがそろったことを
受け企画。カターレの楚輪博監督、プロ野球BCリーグ・富山サンダーバーズの鈴木康友
監督、バスケットボールbjリーグ・富山グラウジーズの監督に当たる福島雅人ヘッドコーチ、
石井知事が出席し、土井北日本新聞社常務編集局長が司会を務めた。
3監督はいずれも県民の応援が大きな力となってチームの力が向上し県の新たな
活力を生み出すとの考えを示した。知事は3チームがもたらした地域へのインパクトに
ついて「県民がチームのひたむきなプレーから元気と勇気を得て、進取の気質を呼び
起こすきっかけになる」と高く評価。県民の熱気が高まっていることについては楚輪監督が
「開幕戦の1万人余りの観衆によって選手のパフォーマンスやモチベーションが上がった」
と述べ、福島ヘッドコーチは「『おらが町のチーム』と愛着を感じている県民に支えられて
いる」と話した。鈴木監督は「昨季に比べると格段にチームの存在が浸透してきた」と、
手応えを語った。
県スポーツのレベル向上に向け、鈴木監督は「少年チームの指導者の質を高める
必要がある」と指摘。楚輪監督は同様の考えを示した上で「われわれがいいプレーを
見せることで、子どもたちがそれをまね、上達する」と述べた。福島ヘッドコーチは
「3チームが一体となって、子どもがサッカー、野球、バスケットボールに取り組める
独自の組織をつくってはどうか」と提案した。石井知事は「プロチームの指導ノウハウを
活用しない手はない。3チームの連携強化について県教委とよく相談したい」と話した。
3監督と知事の意見交換は十日付特集で詳報する。
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