08/04/02 13:25:16 FFKIYfi1O
今回の勝利は貴重な勝利
意外と知られていないが松井は、無死、または一死三塁にランナーがいる状況での打点率は、歴代1位である。
この試合はそのデータを裏付けるかのような活躍だった。7回裏満塁の場面で松井に打順が回ってきた。
打った瞬間セカンドゴロかと思われたが、松井の豪快なホームランスイングに惑わされて、セカンドの守備の反応が一瞬だけ遅れた。
そして三塁ランナーはホームイン。
そしてこれは全て計算されつくした松井ならではのチームバッティングだった。自己犠牲の精神。これぞ松井の真骨頂だ。
どれだけ打っても勝利に直結しなければ意味が無い。逆に同点打を打ち試合を長引かせるのはチームにとってマイナスになり
チームバッティングとはいえない。また得点圏で四球・敬遠などで出塁するのもまた違う。
しかし松井はチームバッティングの真の意味を知っていた。いや、彼しか知らなかった。
DHに起用してくれた監督にささげるヤンキースでの初勝利、これはただの開幕戦勝利ではなく、歴史的一勝だったのだ。
その歴史的勝利は松井の一打で決まった。これは紛れも泣く松井がチームの柱であるということのを意味している。