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大河ドラマ『篤姫』の快進撃はこれからも続く! そう断言できる根拠とは?
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先日、高岡蒼甫と結婚披露パーティーを行ったことでも話題の宮崎あおい。
彼女が史上最年少で主演中のNHK大河ドラマ『篤姫』が好調だ。
視聴率はほぼ毎回20%を超え、ランキングの上位をキープ。
3月2日放送の第9話「篤姫誕生」は関東地区で25.3%と高い数字を記録した。
当初は“幕末ものは当たらない”とささやかれてのスタートだったが、フタを開
けてみれば大ヒット。
その理由はストーリー、配役ともに非常に分かりやすい、ということだ。
大河ドラマは登場人物が多く、放送が1年に及ぶため、「これ、誰だっけ?」
「○○側の勢力は今どうなっていたっけ?」と混乱したり、話についていけなく
なったりすることが多々ある。
しかし、『篤姫』の場合は、宮崎あおいが姫、長塚京三が父、『花より男子』で
使用人頭を演じた佐々木すみ江が乳母、高橋英樹が島津家の殿と、途中から
見ても、役名を知らなくても役どころがパッと理解できる。
小澤征悦が一目で西郷吉之助(後の西郷隆盛)に見えるとは断言しづらいが、
原田泰造演じる大久保利通が二言目には「西郷どん」と呼びかけてくれるから
問題なし。
史実がどうだったのかは不明だが、主な登場人物は見事な標準語を話してく
れるので、セリフが聞き取りづらい、あるいは方言がおかしいといった違和感も
少ない。
物語は現在、島津本家の養女となった篤姫が徳川家祥(のちの十三代将軍・
家定)に嫁ぐべく、花嫁修業の真っ最中。
松坂慶子演じる老女(教育係)・幾島のスパルタぶりがまた、昼の連続ドラマの
ように分かりやすい。篤姫のキャラクター設定も、芯が強く好奇心旺盛だけど
ちょっとドジな女の子、という感じで、まるでスポ根ドラマか少女マンガのヒロイン
のようだ。
(続きは>>2以降)