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もうすぐ本番「春イサキ」！
外房・川津沖、悪条件でも２４尾
外房の海が、徐々ににぎやかさを増してきた。“寒イサキ”から“春イサキ”へ。人気ターゲットが、
そのシャープな引きに、さらに切れ味を加えようとしている。川津『鈴丸』で、ひと足早く春のイサキとの出会いを試みた。
“春イサキ”という明るいイメージで、船に乗った。しかし、ちょうど過渡期のこの時期は、
日によって条件がクルクル変化する。先制パンチは「潮温の急激な低下」だ。１４・５度あった
ここ数日の潮温が、１３・４度に下がった。
港から約１０分の近場。鈴木武夫船長から「タナは３０メートル。準備ができたら始めて下さい！」
の指示が出た。ビシを３３メートルまで下ろして仕掛けを馴染ませた後、静かにコマセを振りながら、
３０メートルの指示ダナへ。しかし、アタリはない。２～３回と竿先を上げて誘うが、効果なし。
やはり、潮温低下の影響がモロに出た感じで、反応があっても口を使わない状況の出現だ。
さらに、雨と北西風。日並みまで悪化してきた。苦戦を覚悟した。
３時間後。右舷ミヨシの今善蔵さん（６１、草加市）の竿が、小気味よい引きを伝えた。何と、
これが船中第１号。船長が１３・７度の潮温を発見したのだ。ただ、強風で船が流され、ひと流し１投だけ。
まごまごして投入が遅れると、すぐにポイントがズレてアタリはない。とにかく速く、誰より速くの勝負になった。
その意識を持って、素早く指示ダナをキープした釣り人の竿だけが、確実に引き込まれる。
(>>2以降へ続く)
サンスポ釣り面ニュース - サンスポフィッシング 2008.3.19 サンスポ記事より
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良型ゲット！ 引きの強さは確実に増して来た＝外房・川津沖
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このクーラーが満杯になるのも、もうすぐだ
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北西風と雨の中で頑張る。この時期は海中だけではなく、海上も不安定な日並みが多い
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