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3月15日（土）さいたまスーパーアリーナにて、FEG主催『HEIWA DREAM.1 ライト級GP2008 開幕戦』が開催され、
第6試合後の休憩明け、4月29日（火・祝）さいたまスーパーアリーナで開催される
『OLYMPIA DREAM.2 ミドル級GP2008開幕戦』に出場予定の選手が紹介された。
秋山成勲、船木誠勝、ミノワマン、大山峻護、金泰泳、ユン・ドンシク、桜庭和志がコールを受けて入場、
桜庭は怪しげな黒いマスクを被っている。
まずは秋山が「このDREAM、選手一人ひとりが夢を持っていると思います。自分も自分の夢に向かっていきたい」と
挨拶したが、コメント前後どころかコメント中にもブーイングが沸き起こる。
挨拶は「このリングで必ず自分の夢を形にしたい」（大山）、「4月のGPは一生懸命頑張ります。押忍」（金）、
「まだ叶えてない夢を叶えたいと思います。よろしく」（ミノワマン）と続き、ユンは「こんにちは、韓国のユン・ドンシクです。
4月の試合頑張ります」と流暢な日本語で語った。
「4月のGPは責任を持って戦い抜きたいと思います。応援よろしくお願いします」という船木の後に、マイクを持った
桜庭を大声援が迎えた。ところが…。
「どうも桜庭です。トーナメントの話がありますが、スネに小さなかさぶたが出きて血が止まらないのでトーナメントには
出ません。ただ、4月29日はここさいたまで試合をします」と、いきなりのトーナメント出場拒否宣言！ これは
桜庭一流のジョークなのか、それとも本気なのか!? その真意は測りかねる。
大会終了後、笹原圭一イベントプロデューサーは「我々としてはミドル級トーナメントの顔になる選手なので、
出ていただくように引き続きお話をしていきたい。ただ桜庭選手は常々トーナメントに否定的な方なので…」と、
桜庭のGP出場を諦めてはいないようだが、口説き落とすのは難関のようだ。
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