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ノリは元気だ マルチ安打！通算１３の７！！
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中日の中村紀洋三塁手（３４）が気を吐いた。１５日、日本ハム戦（東京ドーム）で
２安打を放ち、オープン戦通算１３打数７安打、その打率は５割３分８厘まで
はね上がった。今春オープン戦でのチーム打率は２割４厘（１５日現在）と低調だから、
竜打線での中村紀の存在はデカい。試合は、中日が３－４で敗れた。
中軸打者の和田が欠場したものの、公式戦開幕が近づいていることから、現状の
ベストメンバーで臨んだが、竜打線は８回までゼロ行進。“お寒い”感じの試合展開
だったが、打撃好調の中村紀は違った。見せ場をしっかりとつくったのだ。
２回は左翼の左へポトリと落ち、４回は右翼の右へライナーで運ぶ安打を放った。
今春オープン戦のチーム打率は２割４厘（１５日現在）と、相変わらず１２球団ワースト
の中で、チーム唯一のマルチ安打を中村紀は記録して気を吐いた。
「好調？ まだまだ。（左へ右へ）球に逆らわず打ててますね。取り組んでいることが
うまくできてる」
中村紀は、タイミングをしっかり取れることに重点を置いている。本塁打ゼロが示して
いるように、大きな当たりより、ミートさせることを心掛けている。チームが地方で
試合をしていた１０日からの３日間は、ナゴヤ球場で打ち込んだ。バス移動による
腰への影響を考えての名古屋残留だったが、これが「吉」と出た。
「（取り組んでることの）確認のために打ち込んでた。名古屋で打てて良かった」
と振り返る。それまでも好調だったが、さらにいい感触をつかむためのいい時間に
なった。この日の２安打でオープン戦通算１３打数７安打、打率５割３分８厘まで
上がった。
>>2以降へ続く