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【Jリーグ崖ッ縁】
【サッカー】Jリーグのスポンサー選り好みがクラブ経営者を逼迫
●ビールがよくて焼酎はダメ
今季JFLで4位以内を確定したロッソ熊本は、20日のJリーグ理事会でJ2昇格が
承認される。しかし、何とも厄介な問題が起きている。
ロッソ熊本の胸スポンサー「白岳」だ。地元・高橋酒造の焼酎のブランドだが、Jリーグが
「青少年への影響を総合的に考え、胸スポンサー継続は難しい」と表明。要するに
「Jスポンサーとしてふさわしくない。ダメ」と横ヤリを入れてきたのだ。
「白岳」のロゴを見た小中学生が、それで焼酎をガブ飲みするとは到底考えられないが、
来季から「白岳」はユニホームから消えるともっぱら。
ともあれ、サッカー関係者は「Jリーグ得意のご都合主義の典型例」と不満タラタラである。
「かつて東京V(当時V川崎)はサントリーのビールの銘柄、モルツが胸スポンサーだった。
Jリーグは“ビールは欧米各国リーグで認められている”と主張したが、Jリーグ開幕からの
オフィシャルスポンサー、サントリーに配慮したモノ。その頃、Jリーグは『ウイスキー、
ブランデー、焼酎といった蒸留酒はダメ。ビールは醸造酒なので大丈夫』と話していた。
醸造酒なら日本酒やワインでもOKか、といぶかる声は少なくなかった」(サッカー記者)
●いい加減な自粛カテゴリー
大分が99年、J2に昇格する際、全国区ブランド「いいちこ」(三和酒類)を胸スポンサーに
したいと申し出た。しかし、結局は今回と同じ理由で却下された。
「大分は05年途中から1年半、パチンコ・ホール業の『マルハン』が胸スポンサーについたが、
この時もJリーグの対応はデタラメだった」(前出のサッカー記者)
そもそも、Jリーグには「スポンサー自粛カテゴリー」がある。内規で「風俗、たばこ、
美容形成、遊技場、冠婚葬祭業など」が決められているのだ。マルハンも自粛対象だが、
当時、大分が経営危機に陥っていたこともあって特例で認めた。
「ところが、06年シーズン終了時点で《来季以降の自粛要請》が届き、今季は胸スポンサーなしです」(地元関係者)