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苦境に追い込まれている松井秀喜
2008年02月20日15時00分
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ニューヨーク・ヤンキースのゴジラ松井(秀喜)が大ピンチに立たされている。故障のため
レギュラーどころか放出、あるいはクビの可能性も。本人は「コンディションはいい」と強気なのだが…。
「切羽詰まっていますよ、完全に」。松井秀番記者はそう語る。
「これまでレギュラーが約束されていたから、ケガや故障しても他人事のように受け答えしていたが、
今年はまるで違う。口調は真剣そのものだし、言葉の端々に悲壮感が出ている。
キャンプインする前に、コンディションがいい、だなんて言ったことは一度もない男だったのに、
あえて口にしているところに不安な胸のうちがうかがえる」
体は故障だらけである。昨年11月に手術した右ヒザは依然として完治に疑問符が付く。
さらに一昨年の試合中の左手首骨折の後遺症がある。現在、タンパで練習を積んでいるが、
ようやくスパイクを履いてフリー打撃を行ったところ。調整遅れは否めない。
「彼はどちらの場合も無理に早く練習を再開したようだ。大リーガーの常識からは
考えられないね」(ヤンキース担当記者)
どういうことなのか。「大リーガーというのは自分に不利なこと、不安になることは絶対に避ける。
ケガや故障で手術したら完全に治るまで再開しない。大リーグでは復活したときは手術される前と
同じ状態という意味だ。それなのに松井秀はプレーしながら完治を目指すという日本式をやっている。
だから大リーガーたちは複数年契約を結んで保障をつけている。松井はその辺の意味が
分かっていないのかな」(大リーグ通)
実はこんな情報がある。「ヤンキースは松井をトレード要員にして投手を取ろうとしたのだが不調に
終わった」(米在住ジャーナリスト)というのだ。理由は、相手球団が「故障持ちの松井秀ならいらない」。
二度の手術の結果を疑っているのだ。さらに松井にとってショックな情報もある。
>>2に続きます
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