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昨年6月に淫行事件で逮捕、J1磐田を解雇され、今年1月にブンデスリーガ2部
イエナに入団したMF菊地直哉(23)=写真=が、国際サッカー連盟(FIFA)の
規則に反する不正登録だったことが21日、サンケイスポーツの取材でわかった。
FIFAの規則では、日本サッカー協会から受けた1年間の選手登録停止処分は
移籍先のサッカー協会でも有効。本人やクラブはもちろん、日本、ドイツ両国
協会にもFIFAの調査が及ぶ可能性が出てきた。
菊地のイエナ入団が、FIFAの選手登録規則に違反していたことが判明した。
Jリーグ関係者が「FIFAの規則に基づけば、菊地は日本以外のサッカー協会で
登録はできないし、プレーすることもできない」と話した。同関係者によると、
契約から約1カ月が経過し、事態を重くみた日本協会は、近日中にもドイツ協会と
FIFAに連絡を取って事実関係を確認する方針だという。
菊地は昨年6月に静岡県青少年環境整備条例違反(淫行)で逮捕、同年7月5日に
日本協会から1年間の選手登録停止処分を科された。FIFAの規則(選手登録・
第12条)には『移籍前の選手に対する懲戒的な出場停止処分は、当該選手の
登録を行った移籍先のサッカー協会によって執行または適用されなければならない』
とあり、本来は日本以外でも処分期間中は登録が認められない。だが、菊地は
今年1月27日にイエナと09年夏までの契約を結び、1月30日のドイツ杯3回戦・
ビーレフェルト戦で公式戦デビューを果たした。
事件を起こして磐田を解雇された菊地は無所属となったため、出場停止ではなく
選手登録停止処分となった。Jリーグ関係者によると、日本協会は国際移籍証明書を
発行するにあたって、1年間の選手登録停止処分を科したという一文を付け加えて
ドイツ協会に送付。日本協会はこの段階で処分履行の義務がドイツ協会に移行したと
認識し、指摘するには至らなかった。
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