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ゴジラ、レギュラー定着へデーモンとガチンコ勝負
【タンパ（米フロリダ州）田嶋豊】
ヤンキースは２０日、松井秀喜外野手（３３）ら野手陣がキャンプインした。
１９日に自主トレを打ち上げた松井秀は、新フォーム改造中の真っただ中。
キャンプでは一部別メニュー調整が見込まれるなか、ジョニー・デーモン（３４）
とのし烈な左翼争いに向け、フォーム固めに全力を尽くし、オープン戦での
「ガチンコ勝負」に挑む。
６年目のキャンプインの朝、午前９時に松井はやってきた。「気持ち？ やっぱり
初日ということで違うよね。前からやっているから、（盛り上がりは）例年と同じ
だけど」。右ひざの手術を受け、背水の陣で迎える今シーズンが幕を開けた。
出遅れている分は、バットで取り返す。前日、例年よりも長い「タンパ自主トレ」
を打ち上げた。「準備？ ある程度はできたけど、あとはひざの回復だけ」。
ダッシュなど走塁面ではまだまだ不安は残す。キャンプ中は「ある程度、他の
ナインと一緒にすると思う」と別メニュー調整が確実な状況で、レギュラー定着に
向けてできることは、新フォームをしっかり固めることだ。
マイナーチェンジしたメジャー６年目のフォームは、豪快さにしなやかさをプラスした
“進化形”。一昨年、左手首骨折から復帰した時の「がにまた打法」ほどの大胆さはない。
その代わり、スタンスをわずかに狭め、深く曲げていたひざを起こして体の重心を上げた。
体の近くでボールをさばき、内角球にも体から巻き付くようにバットが出る。
フリー打撃では、コンパクトなスイングから、大きなフォロースルーまで、ひとつひとつを
チェック。「まだまだ」と言いつつも、連日何球かはフェンスを越え、ファンを喜ばせた。
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ニュースソース 中日スポーツ
URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)
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