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【タンパ（米フロリダ州）２０日（日本時間２１日未明）】
ヤンキースの松井秀喜外野手（３３）が２０日、キャンプイン。
昨年１１月に手術した右ひざを含め、足への負担が軽くなる新スパイクも手元に届き、準備は万端だ。
レギュラーの座が与えられていない中、勝負の６年目が始まった。
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ごった返すロッカールームで、松井秀はキャプテンのデレク・ジーター内野手（３３）と握手を交わした。
定位置争いのライバルとなるジョニー・デーモン外野手（３４）とは笑顔でハグをした。
大リーグ６年目のキャンプに向けて「（自主トレは）ある程度できました。
あとはひざの回復だけですね。昨年末に注文していた新しいスパイクも届いているので、
機会をみて試したいです」。１４日から行っていた６日間の「プレキャンプ」を１９日（同２０日）に
打ち上げたゴジラが、今キャンプのキーアイテムに挙げたのがスパイクだ。
昨年１２月、ミズノ東京本社を訪ねた際に注文したのは、
靴底に「インフィニティウエーブ」と呼ばれる同社独自の構造を搭載したタイプ。
かかと部分にほどこされた８の字を横にしたような空洞の構造が衝撃を和らげ、
ひざへの負担が軽くなるという。キャンプインを前に、試作品がコンドミニアムへ届けられた。
履き心地や効果を松井秀も楽しみにしている。
「厳しいキャンプになるのは覚悟の上です。焦らず、無理をせず、できることからやっていきたい」
昨年までのように左翼の定位置は確約されておらず、デーモンらとの競争に勝って奪わなければならない。
足さえ万全になれば、勝ち取る自信はある。新スパイクで足もとを固めて逆襲に出る。
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