08/02/15 19:36:32 0
URLリンク(gendai.net)
「僕の体にはアジアの血が半分流れているけど、心は半分以上、アジアの人間なんだ」
こう話すのは日ハムの新外国人、ターメル・スレッジだ。
04年、エクスポスでメジャー昇格。その年、133試合で2割6分9厘、15本塁打、62打点と
活躍した。その後、右太もものケガなどで出場試合数は減ったが、去年はパドレスで外野手
として100試合に出場した。
大リーグ時代のニックネームはファミリーネームをもじった「スレッジハンマー」。大かなづち
という意味だ。梨田監督は4番候補に挙げ、「3割30本、110打点」を期待している。
スレッジはアフリカ系アメリカ人の父親と、韓国人の母親との間に生まれた。
「オフクロの味」は韓国料理。幼少の頃から、ハンバーガーやピザとともに、キムチ、カルビ、
プルコギなどの韓国料理に慣れ親しんできた。アメリカ人はめったに持っていない炊飯器も
家庭にあったという。
韓国には一度も行ったことはないが、韓国生まれの妹をはじめ、親戚縁者の多くは韓国在住。
母方の祖父は、今年93歳になる。
●「梅干しはおいしい」
そのためか、韓国も含めたアジア全体に親近感を持っている。外国人が敬遠しがちの日本料理
にもまるで抵抗はない。キャンプ中は外国人同士でステーキハウスに繰り出すことが多いが、
「キャンプ初日に初めてウメボシを食べたんだけど、おいしかったね。来日するときの機内食
だった日本食はいただけなかったが」
不慣れな日本のキャンプについても、
「リラックス方法? 今は野球をできること自体が楽しいんだ。あえてリラックスする必要なんてないくらいさ」
と笑顔で話す。
そんなスレッジの趣味はバスケットボール、テレビゲーム、そして読書だ。主に心理学の本を
中心に読んでいるという。
「最近読んだのは『ザ・シークレット』。ロンダ・バーンという女性が書いたものなんだ」
「ザ・シークレット」とは、全米で700万部の売り上げを記録した話題の自己啓発書。スレッジが
それらの本を読み始めた理由は「人生について考えるため」だという。