08/02/15 06:48:08 0
ドイツ・ブンデスリーガ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンが、業務提携を結ぶ浦和の新星に
約2年間の長期留学オファーを出したことが14日、分かった。
浦和ユース所属で「怪物」の異名を取る高校1年生MF原口元気(16)の潜在能力を
高く評価。専属家庭教師の準備など、下部組織での受け入れ態勢を整えた。
進路に悩む原口も近日中に浦和幹部と会談し、去就を決断する見込みだ。
赤い悪魔の新星が、世界屈指の名門に羽ばたく可能性が浮上した。
「バイエルンから原口に対する長期留学の申し出があった。原口自身もどうするか
悩んでいる」浦和強化幹部は、異例のオファーの事実を認めた。
ドイツの巨人が切望する逸材はユース所属で、埼玉県の私立高校に通う1年生の
MF原口。ユース年代ながら、昨年段階でアジア王者の公式戦に出場できる
二種登録された司令塔で「怪物」の異名を取る。
業務提携を結ぶ両チームは、これまで親善試合開催やスタッフ、コーチの交換派遣を
行ってきたが、選手の留学は初めて。それほど期待が高い。
「原口を大きく育てることが目的」と浦和幹部が語るように、留学の目的はあくまで武者修行。
だが、活躍次第で移籍に発展する可能性もある。
数々の原石を発掘してきたバイエルンのスカウト部長、ヴォルフガング・ドレムラー氏が
昨年末の来日時にユースの練習を視察し、原口を高く評価。中村修三GMが先月末に
訪独した際も、長期留学について会談した。ミュンヘンに日本人学校がないことが
障害だったが、バイエルン側が専属家庭教師や選手寮、下部組織の登録の準備などを
進めたことでクリア。中村GMも在ミュンヘン日本領事館を訪問し、原口受け入れの際の
事前あいさつを済ませた。
バイエルン側は高校の3学期終了後の4月に留学開始を求めているが、去就に悩む
原口は近日中に浦和の育成部幹部と会談予定。ボーフムの小野、ヴォルフスブルグの
長谷部に続く3人目の浦和発ドイツ組誕生となるか。すべては原口の決断次第だ。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)