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巨人の小笠原道大内野手(34)が13日、鹿島アントラーズ、小笠原満男選手(28)と
両チームがともに宿泊する宮崎市内のホテルで対談した。
鹿島の2008年度公式イヤーブック用の対談で、ガッツは新主将に就任したばかりの
小笠原満にキャプテン魂を伝授した。
同じ名字で以前から親近感を持っていたという2人。お互いの活躍はニュースで
気にしていたが、対面するのは初めて。対談は固い握手から始まった。
さまざまな話題で盛り上がる中、最も熱を帯びたのはチームの中心選手としての
意識の持ち方だった。
日本ハムでキャプテンを務め、巨人でも主軸としてチームを引っ張るガッツは
「口が達者じゃないので、前面に出るタイプじゃない。一番簡単なのは目の前で
やってるところを見せること。それでプレッシャーをかけるのが一番早いかなと思う」
と説明。「キャプテンは大変ですよ。あまり言い過ぎて反発し合ってもいけないし。
でもその微妙な空気感を経験しておくと、チーム内全体も見られるようになるからいい」
と続けた。
今季から主将を務める小笠原満は「僕も口べたなので、まさに今の言葉です。
僕も人になんだかんだ言うより、自分が見せていきたいと思っていた」とすっかり
共感した様子。背中でチームを引っ張る2人は、お互いに優勝し、オフにシャンパンで
乾杯することを約束した。
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お互いのユニホームを交換して対談した巨人・小笠原(左)と鹿島・小笠原
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