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北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)が9日、名護市内の室内練習場で、
日本ハム中田翔内野手(18=大阪桐蔭)を初視察した。来月下旬には第1次候補
70選手を登録するが、メンバー招集の考えをもっている同監督は「今は
絶賛するしかない」と注目のスラッガーをベタ褒めした。代表入りにはチームでの活躍が
最低条件となるだけに、梨田監督には「おれなら50試合打てなくても使い続ける」と
やんわりプレッシャー? をかけるなど、ルーキーへの期待の高さをうかがわせた。
星野監督の視線がクギ付けになった。キャンプ視察の最終日。雨降りで室内での
練習になったが、初めて見るナマ中田がフルスイングを続けた計8分間、監督は1歩も
その場を動かなかった。案内役を務めた梨田監督は「星野監督から『おれなら
50試合打てなくても使い続ける』と言われちゃったよ」と、“プレッシャー”に苦笑いを
浮かべた。
1年目から1軍起用を勧める星野監督は理由をこう説明する。「使い続けないと成長の
スピードが遅くなる。(現場は)勝たなきゃいけないと勝負がかかるが、そこは本人が
使わせるように頑張ることだ」。チームはリーグ3連覇を目指し、長打力を求められる
一塁かDHの起用ならライバルは多い。それでも、あえてハッパをかける。
星野監督「最近のOBは『インコースが弱いんじゃないか』とか欠点ばかり言うけど、
テメェらはどうだったんだ! と言いたいね。18歳であのスイングスピードだからね。
今は絶賛するしかないだろ」