08/02/06 11:08:27 0
先の見えない不安といらだち。永川勝浩投手がフォーム改造にもがいている。
「追い求めている方向性は一つ。だが前に進んでいるという手応えがない」。
キャンプインから休日を挟んで4日連続のブルペン入り。
コイの守護神は必死に光を探している。
「球に力が伝わらない。どこで力をロスしているのか」。首をひねるしぐさに苦悩
の色がにじむ。
制球力アップを目的に、体のひねりや上下動といった無駄な動きをなくし、バラ
ンスのいい投法に変えた。制球に改善は見られたが、肝心の球の力が戻らない。
「前のフォームなら、すぐにでも納得いく球が投げられる。だが、それは振り出し
に戻ることだから」。迷いは隠せなかった。
調整遅れも、焦りを増幅させている。フリー打撃登板に向けてピッチを上げる投手
を横目に、いまだにフォーム固めの段階。第2クールでセットポジションを完成さ
せる予定だったが、「沖縄はセットだけでいくことに決めた」。
5日には初めてブルペンにビデオカメラを持ち込み、フォームを撮影。
「一つでも、『これでいい』というものがあれば、次に進めるんだが」と苦しい胸の内
を明かした。
小林幹英投手コーチは「制球はよくなっているし、悪い状況とは思っていない。
ただ、大切なのは彼がどれだけ納得して開幕を迎えられるかだ」と説明する。
「この方向性を信じて進む」と自らに言い聞かせながら、永川は今日も新フォーム
でブルペンに立つ。
ソース:URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
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