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【画像】URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
大の嫌煙派である。近くでタバコを吸われると、せき込んでしまう。
においが残るタクシーに乗るだけで気分が悪くなる。
新幹線での東京移動の際、席が取れずに仕方なく新大阪から喫煙席に乗ったときも、
京都までのひと駅が限界だった。
幸いなことに、公共の場では、ほぼ禁煙となった。プロ野球12球団の観客席、
記者席も、すべて禁煙である。
ここ2、3年の世間の禁煙強化の流れには大賛成だ。しかし、古くから私を知る人の中には「ちょっと待て。お前にだけは、言われたくない」
と思われる方もいるだろう。
そう、実は私、13年前までは、1日平均100本のチェーンスモーカーだった。
タバコを覚えたのは、大学4年生のときだった。最初は興味半分で吸い始め、
気がつくとやめられなくなっていた。本数が一気に増えたのは、阪神の監督時代(82~84年)だ。
イライラを抑えるため、イニングの合間には吸っていた。でも、その当時は、煙さえ出ればいいという感じで、
タバコを本当にうまいと思ったのは、ユニホームを脱ぎ、ゆっくり時間が取れるようになってからだった。
そんな愛煙家の私がタバコをやめたのは、1995年1月17日の阪神・淡路大震災の翌々日である。
かねてから体調の悪かった女房が、地震のショックでさらに体調を崩してしまった。
その苦しむ姿を見ていると、自分もいちばん苦しむことをして、
少しでもつらい思いを分かち合いたかった。
最初の2、3か月は本当に苦しかったが、
今では何であんな物を吸っていたのかと思うほどだ。
やめてみると、いかに周囲に迷惑を掛けていたか初めて分かった。
勝手なようだが、愛煙家の方々には、くれぐれもマナーに注意してもらいたい
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