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Jリーグ入りを目指して福島県でしのぎを削るビアンコーネ福島(郡山市)と
福島ユナイテッドFC(福島市、昨季までFCペラーダ福島)の2チームに割って入る形で
今月、郡山市に「バリエンテ郡山」が誕生した。
人口200万余りの県で3つのJ志向チームが競合する事態に、共倒れを心配する声が強まる中、
水面下でチーム合流の可能性を示す動きも見え始めた。
「やるからには当然、上を目指したい」。
バリエンテの運営会社バリエンテスポーツ郡山の立川光昭代表(31)は19日、
郡山市のホテルで開いた設立記者会見で決意を述べた。
チームの目玉として、現役時代にイタリア1部リーグ(セリエA)の名門、ACミランなどで活躍し、
国際サッカー連盟最優秀選手にも輝いたジョージ・ウェア氏(41)を総監督に招聘。県3部リーグの
チームの会見にもかかわらず、在京のマスコミも多数取材に訪れ、「ウェア効果」が早くも表れた。
昨季、東北2部南でビアンコーネに敗れ、1部昇格を逃したユナイテッドも、
前ビアンコーネ監督斎藤誠氏(54)の新監督就任やJリーグ選手の獲得など新体制を発表。
チーム運営会社をNPO法人から株式会社化するなど、
数年先を見据えた基盤づくりに取り組む方針を鮮明にした。
そんな中、東北1部とJリーグに最も近い位置に昇格したビアンコーネが
新シーズンに向けた動きを見せていない。
昨年末、昇格に貢献した斎藤監督との契約を解除。
リーグ得点王のFW足立原健二選手ら10人近くが退団する一方、新入団選手や監督人事の発表はまだない。
チームが経営難に陥っているとの話も聞かれ、合併などチーム再編の「起点」になるとの見方も出ている。
各チーム関係者も「3チーム乱立」の現状を良しとしてはいない。
(>>2-5へ続く)
河北新報@Yahoo!
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