08/01/27 10:09:06 0
そろそろ潮時だ。テレビ局は“スピリチュアルタレント”の起用をやめるべき
ではないか。
21日、NHKと民放で構成される「放送倫理・番組向上機構」の放送倫理
検証委員会が、スピリチュアルブームを助長しているテレビ番組に
警鐘を鳴らした。
フジテレビが昨年7月に放送した「FNS27時間テレビ『ハッピー筋斗雲』」内の
企画で、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之(43)が登場し、ボランティア
活動を行っている女性を批判的に取り上げたことを問題視。
放送後に女性から抗議があったことなどを受け、「初めに霊能師タレントありきの
企画で、出演者の心情への配慮を欠き制作上の倫理に反する」との意見書を
発表したのだ。
この手の“警告”はこれまで何度も出されてきた。昨年3月には霊感商法問題に
取り組む弁護士が民放連に「心霊現象番組の見直しを求める要望書」を
提出している。
「細木数子や江原といった“スピリチュアルタレント”が出演している番組の
人気に便乗した霊感商法の被害が拡大しているのです。国民生活センターに
よると、4年前は年間1000件程度だった相談件数が、06年から3000件以上に
急増しているといいます」(マスコミ関係者)
TBSは細木の「ズバリ言うわよ!」を、フジは「幸せって何だっけ」を3月いっぱいで
打ち切るが、問題なのはテレビ朝日だ。「週刊文春」で「インチキ霊視」と
書かれた江原の「オーラの泉」をゴールデン枠で放送し続けている。
「江原氏はこれまで何度もテレビでの霊視を批判されているし、相談者たちを
見せ掛けにして強引に持論を展開する部分も目立ちます。疑似宗教的で劣悪な
番組ですよ。テレビは影響力が絶大です。テレ朝は“視聴率さえ取れればいい”
という姿勢を改めるべきですよ」(放送ジャーナリスト・伊勢暁史氏)
今こそテレ朝の良識が問われているといえるだろう。
ソースはURLリンク(headlines.yahoo.co.jp)