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関西リーグ(地域リーグ)で昨季まで3連覇しながら、
あと一歩でJFL昇格を逃がしてきたバンディオンセ神戸。
今季は、JFL昇格や将来のJリーグ入りを目指し、選手補強に力を入れた。
松本満生社長(43)は、「早くJFLに上がり、将来は市民クラブに」と抱負を語った。
―今季の目標と強化ポイントは。
「JFLへの昇格が一番。そのためにセンターバック、ボランチ、FWの縦のラインに
補強のポイントを置き、15、16人を補強した。全28選手のうち、22人とプロ契約。
元Jリーガーも10人ほどいるし、全体的なチーム力の底上げをしたい」
―運営面の課題は。
「スポンサー獲得が大きい。今は親会社1社と胸スポンサー1社だけ。
主となるスポンサーがあと5、6社見つかればいいと思う」
―本拠地(ホームタウン)はどうするのか。
「神戸市が理想的だが、同市から難色を示されているので、将来は(兵庫県内の)
別の場所に移すことも視野に入れている。自治体の支援が得られれば、スポンサー探しにも弾みがつく。
地元の市長や商工会議所が旗振り役になって支援してくれるのが理想的な形だ」
―Jリーグ入りに向けての考えは。
「JFLに上がれば、J2に昇格するのは、1年でも可能。早ければ2010年にもあり得る。
将来、(J1で)ヴィッセル神戸と『兵庫ダービー』をやりたい。
いろんな意味で関西が今、低迷しているので、兵庫ダービーを実現させて
関西を盛り上げるきっかけになればいいと思う」
―クラブの理想像は。
「基本的には、(市民が出資者となる)市民クラブにしたい。
それには今後、市民がどれだけ多く、『おらがクラブ』として参加してくれるかにかかっている。
(市民にアピールできる)選手育成システムのしっかりとしたクラブ作りをしたい」
バンディオンセ神戸
76年、「兵庫教員蹴球団」として関西リーグに参戦。82年に同リーグで初優勝した。
88年、「セントラルスポーツクラブ神戸」に改名。05年、地域に根ざしたクラブを目指し、
チーム名を「11人の山賊」を意味する「バンディオンセ神戸」に。昨年、13勝1敗でリーグ3連覇。
松本氏は05年のチーム設立時に社長に就任。
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