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俳優森繁久弥(94)が「おれのライフワーク」と公言していたNHKのドラマ最長寿番組で、
2007年度で50周年となったラジオ第1のドラマ「日曜名作座」(日曜午後11時15分)が
3月末で終了することが23日、分かった。
NHKは4月から西田敏行(60)と竹下景子(54)のコンビで新番組「新日曜名作座」
(日曜午後10時15分)をスタートさせる。
「日曜名作座」は、森繁と女優加藤道子=04年1月死去=のコンビで1957年4月に
スタート。2人だけの出演で、男役と女役を演じ分ける文芸ドラマ。
第1回は「人生劇場-青春編」。テレビ人気が高まり、ラジオドラマが次々姿を消す中
でも根強い人気を誇り、74年に菊池寛賞、87年には放送文化基金賞を受賞。
森繁が強い愛着をもっていたことでも知られる。
ただ、新作の放送は03年1月が最後で、加藤さんが亡くなったこともあり、過去に
放送した作品の再放送が続けられていた。番組の今後について検討していたNHKは
「大きな番組であり、50周年の節目で足跡を継承する形で未来に向けた新たな番組に
したいと判断した」(小松隆一チーフ・プロデューサー)。
森繁には、昨年6月ごろその方針を伝え、関係者から「分かりました」と回答があり、
後継者の条件など一切なかったという。
「日本の演劇界を背負ってきた森繁さんに応えられる力量と将来性がある人」の
観点から西田が決まり、相手役として竹下が決まった。森繁の演じたミュージカル
「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主役テヴィエも引き継いだ西田だが「任されて
光栄です」とし、竹下も「本当にうれしい」と感激した様子だったという。
このほど4月6日から放送の宮部みゆき原作「孤宿の人」の初収録が行われた。
森繁・加藤コンビの最終回は3月30日。
ソースはURLリンク(www.tokyo-np.co.jp)