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怪物フィーバーを巻き起こしている中田には松井も注目していた。「スター性があるよね。
これからそういう自覚を持って頑張ってほしい」。送ったエールは単なる社交辞令ではない。
中田を“できる男”と見込んでいるからこそ、本紙に熱いメッセージを託したのだ。
松井は中田と面識こそないが、甲子園を沸かせた超大型スラッガーという共通点がある。
プロ1年目から一挙手一投足を注目されることの難しさを経験している分、同じ境遇の
中田の苦労もわかる。そんな松井の口から飛び出したのはこんなアドバイスだった。
「みんなから愛されてるという意味では、東スポからビデオをもらうぐらいにならないとね。
下ネタも大事なんだよ」
ビデオとはもちろん、“オトナのビデオ”のこと。つまりは中田に「君もAVキャラになれ!」と
強く訴えたのだ。
松井はプロ入り以来、AVファンであることを公言し、下ネタも堂々と披露してきた。その結果、
「男気がある」「庶民的で親しみやすい」とファンの共感を得て、幅広い年齢層から
支持されるようになった。
とはいえ、昨年11月に右ひざ手術を受けたころから心境の変化は起きていた。
「オレ、いつまでもこんなことをやってて、いいんだろうか・・・」。33歳になって周囲は結婚、
結婚と騒々しい。ましてこのオフはトレード情報が飛び交うなど、チーム内で置かれた立場は
下ネタを飛ばしていられる状況ではなくなっている。6年目のシーズンを前にして「AVは
もういいかな」と、ついに“卒業”の腹を決めていたのだ。それでも自らが築き上げてきた
特異キャラがこのまま消えてしまうのは忍びない・・・。そう思案していた松井の目に
飛び込んできたのが、連日フィーバーを巻き起こしている中田だった。
>>2-以降に続く