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イチロー祈りをささげる…あの1・17への変わらぬ思い
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イチロー(右)が岡田に直接指導した(撮影・高井良治)
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1995年の阪神淡路大震災から13年がたった17日、マリナーズのイチロー外野手(34)が
古巣オリックスの室内練習場で自主トレを行った。神戸市内で一人静かに祈りをささげたあと、
オリックス・岡田貴弘外野手(19)をパートナーに約2時間汗を流した。後輩との“初合体”で
「がんばろうKOBE」の精神を体で伝えた。
特別な一日、だとは思わない。イチローが静かに「1・17」を過ごした。
「毎年と何も変わりません。この日だけというわけではないですが、
いつものように祈りをささげました。神戸で? そうですね」
手を合わせてから、古巣の室内練習場に向かった。パートナーは履正社から入団し
今季で3年目を迎える岡田。前日(16日)、練習相手を探している旨を球団に伝えた。
選ばれたのが“ナニワのゴジラ”だった。
「センスあると思うよ。一緒にやると情がわくし、頑張ってほしいね。またやろうって声をかけたよ」
後輩とともに汗を流したイチローだが、「1995」が頭から離れない。震災で打撃を受け、
本拠地グリーンスタジアム神戸(現スカイマーク)の試合開催も危ぶまれた。故仰木彬監督の
指導の下、ユニホームに「がんばろうKOBE」を縫いつけ、リーグ制覇を達成。96年には
日本一に輝いた。あの惨劇、あの歓喜。キャッチフレーズとともに風化させるわけにはいかない。
イチローにとって「がんばろう-」は人生のテーマだ。
★フ軍・田口「語り継いでいかないと」
フィリーズ・田口壮外野手(38)もオリックスの選手、球団関係者らと一緒に祈りをささげた。
「まだまだ傷跡は残っていると思う。月日がたつと忘れがちになったり、知らない世代も
増えてくるけど、語り継いでいかないといけない」と、ファンと一つになってリーグ優勝した95年を思いだしていた。