08/01/16 18:00:41 0
9日に開かれたフジの番組審議会で年末年始番組が話し合われたさい、
「なぜ各局ともタレントを使った同じようなクイズ番組が多いのか」という声が
出たという。確かに近ごろ、とても目立つ。正確にはクイズ・バラエティーと
いうべきか。今回、8、9位に並んだテレ朝の2本も“その手”の番組。
昨今のお笑いブームの延長ともいえそうだ。
8位の「クイズ雑学王!!」は爆笑問題が司会。これまでの深夜帯から今回、
晴れてゴールデン帯(19~22時)に進出した。9位の「Qさま!!」も
一昨年夏までは深夜番組。今回はどちらも「芸能人No.1決定戦SP」とうたい、
そろって19時から168分の拡大版で放送された。
このSP番組2本投入には、局面打開へのテレ朝の意思がくみとれる。
テレ朝は昨年、22時台の「報道ステーション」が安定的に強いこともあって、
プライム帯(19~23時)の年間視聴率は2位。だが、ゴールデンでは
5位にとどまった。ゴールデンの年間1位はフジが13・8%で断トツだが、
2位は日テレとTBSが12・0%で並び、これを0・1ポイント差でNHKが追う
混戦模様。テレ朝は11・4%と、やや引き離されたことから、クイズでテコ入れ…
なのだろう。
なお、14日のフジ月9「薔薇のない花屋」初回は22・4%だった。(山根聡)
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