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第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会でベスト8に進んだ愛媛FC(JC)の地元が盛り上がって
いる。4回戦で3連覇を狙った浦和レッズ、5回戦で横浜FCとJ1勢を次々と破ってのベスト8入りで、
愛媛県勢が準々決勝に進出するのは55年ぶりということもあり、23日午後1時からの準々決勝に
向けて応援の輪が広がっている。
愛媛はJFLからJ2に昇格後2シーズン目の今季、13チーム中10位だったが、天皇杯では見違
えるような好調ぶりだ。
「これはフロックじゃありません。試合ごとに強くなった。若いチームだからこそこれだけの勢いが
ついた。優勝も夢じゃありません」
こう話すのは熱心なサポーターとなった松山市の石井沙織さん(28)。日本航空の総合旅行
代理店「JALセールス西日本松山支店」に勤務し、同支店が浦和戦から運行を始めた応援バス
ツアーの添乗員を務めた。
「得点すると(仕事のことは頭から離れて)はしゃいでいましたね」。横浜FC戦では、チーム
カラーのオレンジ色の応援服を着込んで応援団の一員を決め込み、スタンドでオレンジカラー
の渦に溶け込んだ。
同支店は、埼玉スタジアム(埼玉県)で行われる準々決勝の川崎フロンターレ(J1)戦に向け、
チームのロゴ、マスコットなどをラッピングした応援バスのツアーを企画。愛媛のHPで募集を
始めると、往復とも車中泊の“強行軍バスツアー”(1万7300円)が翌日には定員の約60人に
達した。また、クリスマスに合わせ、試合後に東京都内のイルミネーション見学ツアーやホテル
宿泊を組み込んだバスツアー(2万6300円)もほぼ満席という人気ぶりだ。
愛媛ファンを自任する同放送局広報担当部長の大島隆さん(55)は「確かに浦和戦から勢いを
つけました。準々決勝を突破して、ぜひ国立競技場での元日の決勝に臨んでほしいですね。私も
燃えますよ。みんなで応援しましょう」と熱い期待を込めた。
野球ファンの多い愛媛県だが、今回ばかりは勢いに乗る愛媛の戦いぶりに目が離せそうにない。
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