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田中麗奈がドラマに出演する背に腹は代えられない事情 (ゲンダイネット)
「なんでドラマに出るんだ？」―。
田中麗奈（２７）の方針転換に疑問の声が上がっている。
田中は来年４月スタートの連続ドラマ「猟奇的な彼女」（ＴＢＳ）に出演する。同ドラマは大ヒットした
韓国映画のリメーク版。草なぎ剛の恋人役を演じる田中は、実質的な主役といってもいい。
これまで、田中にはまともな連ドラ出演歴がない。９９年の「Ｏｖｅｒ Ｔｉｍｅ」（フジ）は３話限りの
ゲスト出演だったし、０５年の日中合作ドラマ「美顔」は中国で放送された。今回が初の連ドラ出演である。
「１８歳で映画デビューした田中は“映画女優”としてのこだわりを持っている。これまで２０本以上の
映画に出演しているし、年末から来年にかけては「築地魚河岸三代目」など５本の映画公開が
控えています。０５年に「美顔」にヒロイン役で出演したのは中国進出を狙っていたからで、
それをきっかけに日台合作映画の主演にも抜擢されました。なぜ、今になってドラマ出演を
決めたのか……」（映画関係者）
狙いはＣＭだともっぱらだ。
田中が一気にブレークしたきっかけは、９８年に出演したサントリーの清涼飲料水「なっちゃん」の
ＣＭだった。以後、２０本以上のＣＭに出演して“ＣＭ女王”といわれた時期もあった。
しかし、現在は２本に激減してしまった。常に上位に名前を連ねていた「ＣＭ好感度ランキング」
（ＣＭ総合研究所）でも、昨年の女性部門１１位から今年は圏外に転落している。
「田中は演技力こそ高く評価されていますが、大ヒットした主演作がこれといって見当たりません。
これからＣＭを増やすためには、連ドラに出演して露出を増やさないと厳しいと判断したのです。
ＣＭギャラは１本４０００万円といわれているから、田中サイドも必死でしょうね」（マスコミ関係者）
０５年に熱愛を報じられた「ラルク・アン・シエル」のｋｅｎとは、すでに破局しているという。
映画へのこだわりを捨てて、新たに仕事一本で勝負するつもりか。
【2007年12月17日掲載記事】