07/12/15 10:16:03 0
中日の選手、関係者らを乗せたチャーター機は13日(日本時間14日)、当地に到着。
夕刻からはおよそ260人が出席しての祝勝パーティーが催された。落合博満監督(54)は、
福留が抜けた右翼の穴を李炳圭外野手(33)で埋める構想を披露。1年目は日本野球の壁に
苦しんだ男が、来季の巻き返しを誓っている。
落合監督の構想では、ポスト福留もすんなり埋まっていた。
「和田? FAで獲得して(ポジションを)競争ってことはないだろ。ライトだってビョンがいる
じゃないか。残りはセンターだ。これはわからない。4、5人(での取り合い)になるかもわからない。
まあ、みんながするような心配はオレはしてないよ」
左翼・和田は言うに及ばず、李炳圭にまで事実上の“レギュラー手形”を振りだした。打率
2割6分2厘、9本塁打、46打点。どこから見ても外国人選手としては不満足だが、竜将の目には
2年目の変わり身に懸けるだけの価値はありと映っている。日本一決定後にも「ライトを
守らせてみたら、センターより適性があった」と発言。右翼・李炳圭の基本構想を鮮明にした
ことで、チームの競争区が1つ減った。
李炳圭は夫人、長男とともにV旅行に参加。アジアシリーズ以来、およそ1カ月ぶりにチームに
合流した。福留カブス入りの報に拍手で祝福の意を表した後、伝え聞いた落合構想には
こんなコメントを残した。
「ライトでもどこでも、チームが守ってほしいところで試合に出るだけです。来年? もっといい
成績を残せると思っているけど、今は休むことが先決。その上で、来年はしっかりとがんばりたいです」
来日直後も、そして今も、特定のポジションへのこだわりは見せたことがない。北京五輪の
アジア予選では、韓国代表として日の丸を背負った竜戦士と激闘を繰り広げた。疲労はピーク。
だが、逆襲への思いは、本人が一番強いはずだ。3年契約の2年目とはいえ、来季も同じ
轍(てつ)を踏めば解除だってあり得る。右翼死守-。個人としてそれができれば、チームとしての
連続日本一への距離も縮まるということだ。
ソース:中日スポーツ
URLリンク(www.chunichi.co.jp)