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ベスト4入りした浦和は13日、準決勝(横浜国)でACミラン(イタリア)と対戦する。
両者のチームカラーはともに『赤』だが、この試合では浦和が赤のユニホームを
身につけることが11日、分かった。セパハン(イラン)を倒して勢いに乗るアジア王者が、
強豪相手に赤い旋風を巻き起こす。
心地よい疲労を感じながら、選手たちはグラウンドで汗を流していた。自然と表情も緩む。
前日10日の準々決勝(豊田ス)で、セパハン(イラン)に3-1快勝。ACL王者の意地を見せた
浦和は一夜明けて帰京し、大原グラウンドで軽めの調整を行った。2日後には、いよいよ
欧州王者・ACミランと激突する。
MF鈴木が言い切った。「(相手を)リスペクトしないといけない。全員がワールドクラス。
ボクがいうことは何もない。自分たちの力を知るいい機会だし、勝ちを目指して戦うことに
意味がある」。前夜の試合でキャプテンマークをつけた男の言葉は、チームメートの気持ちを
代弁していた。
その大一番に、浦和が赤の“戦闘服”を着用することが判明した。ACミランといえば、
赤と黒がチームカラー。浦和とは赤が同じ。果たしてどちらが赤いユニホームを着るのか。
誰もが抱いていた素朴な疑問に、国際サッカー連盟(FIFA)のジム・ブラウン競技部長が
明快に答えた。
「準決勝は浦和が赤。ミランは、セカンドユニホームの白となります」
通常、同じ色の場合は重複を避けるため、チーム同士の話し合いが必要となるが、「ミランは
セカンドでいいといっている」と同部長。ミランが譲歩したことで、前哨戦の赤争奪戦は
不戦勝で浦和に軍配が上がった。
「昨日のサッカーをすれば結果はついてくる。勝つために、みんなで全力を尽くしたい」と
MF小野。世界の4強入りを果たしたアジア王者が、真っ赤な浦和サポーターで埋め尽くす
スタンドを味方に、“赤い悪魔”となって欧州王者に襲いかかる。
ソース:SANSPO.COM
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