07/12/12 12:26:06 QLUznbRt0
カブス正気かよ、なんか流れが似てる・・・↓
リトルマツイがいきなり背負うもの
また新しい「マツイ」が、NYにやって来るのだという。
昨今、松井稼頭央のニューヨーク・メッツ入団発表以来、この街には小さな噂が広がっている。
まだアメリカではほとんど誰もそのプレーを観た事が無い、「リトルマツイ」に関する噂である。
何でも今度のマツイは、弾丸のような俊足と、メジャーでもトップクラスの強肩と、
デレク・ジーター並みの守備範囲を誇る選手であるらしい。
ショートストップなのに30本塁打以上、パワーも兼ね備えていて、3割を毎年打てる確実性も持ち合わせているらしい。
ブロンクスのゴジラマツイのようにクールで、いつかのツヨシ・シンジョーのような
華やかなスターの香りまで撒き散らす、たいそう魅力的な選手であるらしい。
彼はメッツを変えてくれるかもしれない……。噂は、本当なのだろうか?
がっかりすることに慣れてしまったメッツ・ファンは、ほとんど半信半疑。でも心の底に限りない希望を秘めて。
メッツの「最後のホープ」は、幾つもの期待と懐疑を背負って、もうすぐニューヨークの街にやって来る。
松井稼頭央、28歳。メッツが再建の切り札として獲得したショートストップ。
チーム強化と経費削減を共に掲げるメッツにとって、今オフ最大最後の買い物にして、唯一のギャンブルである。
ファンは半ば諦めているのかもしれないが、フロントは必死である。
そんな彼らにとって、リトルマツイはもはや敗北の許されないギャンブルである。
松井本人は気付いているのだろうか?自らが背負った重い十字架を。
松井稼頭央にメッツからいきなりかかる期待は、ルーキーには少し気の毒なくらい、大きすぎるくらいに大きい。
リトルマツイはイチローのように素早く、ゴジラマツイのようにクールでなければならない。
ゴジラマツイはリトルマツイを評して、こう語ったのだという。
「He is not just a good player. A very good player.」
だけど、それでもまだ足りないのかもしれない。彼にはNYのスターになって貰わなければならない。
リトルマツイは「とても良い」選手ではいけない、「最高」の、「素晴らしい」選手でなければならない。
もうすぐ、リトルマツイが街にやって来る。