07/12/11 17:04:52 0
Gackt 美しき求道者(12/11)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
より部分抜粋
【責任】
90歳近いおばあちゃんに、後日、別の撮影で再び上越を訪れたときに再会した。普段着姿だったにもかかわらず、
おばあちゃんは手を合わせ、「お早いお帰りで」。思わず「身体は元気か」と切り返すと、「よかったです。
また会えましたねぇ…」。
うれしい再会だった。
「この地の人たちにとっては、いまだに上杉謙信は神であり心に残る人物。そういう人たちの気持ちを、
ひとりの日本人として、男として裏切りたくない。謙信をやって、責任が(自分に)加わったと思うね」
【大志】
「僕は、武士道の根源を作ったのは謙信だと思っている。そんな上杉謙信を通して、日本民族がどういうものか
アジアの人にもっとわかってもらえるんじゃないかと思ったんだ。大河ドラマは世界で一番流れている番組だし、
僕が出演することで間違いなく中国、韓国、台湾の人は見てくれる」
【進化】
「もう10年、コメは食べていない。コメを食べると身体のラインがキープできなくなるんだ。栄養価が高かった
昔の米と違って胚芽(はいが)のない今のコメはほとんどが炭水化物。それは他のいろいろな食材に含まれている
わけだから必要ない」。ダイエットというより、進化を目指すための“修行”のようだ。
【挑戦】
「“ファーストガンダム”はガンダムの原点。中途半端な形で人にいじられるくらいなら
僕がやるべきだと思った」というが、その後のガンダムについては「商業主義の副産物」とバッサリ。
「ガンダムってさ、結局はどっちがいい悪いではなく、どちらにも戦う理由がある。人間、傷つけば死ぬし、
死んだら悲しいっていう当たり前の人間ドラマをテーマにしているんだよね。ロボットアニメだから
誤解もあるんだけど、ヒーローとヒールしかいなかったそれまでのアニメと違って呼応型というか
『君はどう思う?』という視点を初めて入れたジャパンアニメのオリジン。それを作った富野(由悠季)さん
の気持ちに応えたかった」
話題がガンダムに飛んだとき、一瞬、サングラスの奥の瞳が見えたような気がした。考えてみれば、
謙信も戦国時代の“ニュータイプ”だったのかもしれない。