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ストイコビッチ監督の下で再スタートする2008年シーズンの名古屋にユース出身の
スター候補が加入する。MF花井聖(しょう)、18歳。「5年に1人、10年に1人の
選手になる可能性を秘めている」とクラブ関係者も期待する。
「パス、シュート、ドリブル、キック力は抜群」と花井の攻撃力を絶賛するのは
名古屋ユースの朴才絃監督。めったに選手を褒めない朴監督も花井のセンスは
認めざるを得ない。
『赤鯱の王子』と呼ぶのにふさわしい経歴だ。豊田市出身。3歳の時に名古屋の
練習場から5分という赤鯱のおひざ元に引っ越し。入園した幼稚園でサッカーを始めた。
小学1年で名古屋のサッカースクールに参加。4年時に新設された名古屋の
ジュニアチームに加入。当時から「天才少年」として地元で注目された。
以後ジュニアユース(中学)、ユース(高校)と昇格。
ユースでは1年目からレギュラー。トップ下やFW(3トップの右ウイング)として活躍。
「ブラジル代表のカカ、ロナウジーニョのプレーが好き」と言う花井は華麗なテクニックと
攻撃センスでU―16、17日本代表に選出された。圧巻は全国2位になった昨年の
全日本ユース選手権。高校2年生ながらエースとして全国の舞台に立った花井は
大会5得点。得点王とは1点差の活躍をみせた。
その才能を認めたトップチームのフェルフォーセン監督は高校3年になったことし3月から
トップチームに招集。以後、トップチームで練習を続けた。当初はトップのスピードに戸惑った
花井だったが、5月にはプロ選手に遜色(そんしょく)ないプレーをみせるようになった。
6月下旬に左足側骨を疲労骨折して3カ月の別メニューを余儀なくされたが10月初めに
合流すると快進撃が始まった。サテライトリーグで8試合に出場。ほとんどトップ下での
途中出場ながら5得点。秋に早々と08年のトップ昇格が内定した。
課題は守備と運動量、闘争心。「攻撃的ポジションの才能ある選手にありがちなことだが、
普通にやればできてしまうので仕事量や闘う姿勢に不満がある。厳しいプロの環境の中で
改善していってほしい」と朴監督。
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