07/12/07 07:27:56 q1alm94H0
★江草700万円増も「納得いかん」
久保田の怒りのキッカケとなった江草。契約更改交渉に臨み、700万円増の3300万円の提示を保留、
会見で不満をぶちまけた。
「金額的にけっこう差があった。数字的に自信があったのに、評価されなかった。野手はパーンと
上がっているのに、僕は上がらないのが納得いかない」。今季は50試合に登板し、5勝無敗、
防御率1.95。ここ3年で計137試合に登板。「(05年オフの交渉で)3年やって一人前といわれたのに、
3年やっても上がらない」と球団への不信を募らせた。
★沼沢球団本部長は困惑
リリーフ投手陣の保留が続いていることに関して、交渉役の沼沢球団本部長は「打者と投手は尺度、
見るポイントが違うから比較はしにくいですが、同じような査定をしているつもりなんですが」と困惑した様子。
報道陣から、ことしは「打者よりも投手が頑張ったのでは?」という質問には、肯定するように頷いていたのだが…。
★なだめ役に…
久保田が激怒する一方で、藤川球児投手(27)はなだめ役に回った。契約更改で保留者が続出する中継ぎ陣に、
藤川が援護射撃を約束。さらに感情的にならない、冷静な交渉のススメを説いた。
「中継ぎ陣は数字に出ないところでがんばっている。日の当たる、当たらないの場所はある。
僕だけお金が上がって申し訳ないと思う」
交渉を終えたばかりの江草から電話があった。05年オフに同じ苦しみを味わっただけに、
気持ちは痛いほど分かった。「僕の46セーブも久保田の55ホールドポイントも、渡辺、橋本(建)、
江草が前でがんばってくれたから」と目に見えない貢献度を訴えた。その一方、「ゆっくりと話し合ったら、
分かってくれる球団だと思う」。徹底的な話し合い。それが自身の経験からを踏まえた球児の考えだ。
4日に台湾から帰国し、この日は疲れも見せずにテレビ収録に参加。近日中に行われる契約更改では、
年俸1億8000万円から1億2000万円増の3億円提示が濃厚だ。「球団の方も大人数相手で大変だろうけど、
選手の気持ちも分かってほしい」。頼もしい守護神が、オフもブルペンのまとめ役を買って出る。
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