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【ナッシュビル4日(日本時間5日)】米大リーグのウインターミーティング2日目は
各監督の会見がスタート。ヤンキースのジョー・ジラールディ監督(43)は松井秀喜(33)、
ジョニー・デーモン(34)両外野手に来春キャンプで左翼の定位置争いをさせる方針を打ち出した。
またケビン・ロング打撃コーチ(40)は、右ひざ手術が今季苦しめられた外角球の克服につながると復活に太鼓判をおした。
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すでに帰国して右ひざのリハビリに励んでいる松井秀に、ジラールディ新監督が奮起を促した。
「だれにでも(定位置を)争うチャンスはある。キャンプでは右ひざの回復度を見たい。
万全な状態になっていると思っている」
左翼の定位置をはく奪されたとも報じられていたゴジラには朗報だ。
編成部門の最高責任者であるブライアン・キャッシュマンGM(40)が先月のGM会議で
「左翼のレギュラーはデーモン」と発言。松井秀は左翼の控えで、一塁も守る
ジェーソン・ジアンビ内野手(36)とDHで併用するのが来季の構想といわれていた。
だが同監督はこれを否定。2人に左翼の定位置を争わせる方針を明言した。
正左翼手の座が危うくなる原因となった右ひざ手術だが、すべてがマイナスに作用しているわけではない。
打撃面では復調のきっかけになると手術の決断を支持したのはロング打撃コーチだ。
「今季終盤の不振を長引かせたのは外角球に苦しんだからだ。
右ひざ痛の影響で、しっかり踏み込めていなかった。来季は違うヒデキが見られるだろう」と、
9月の月間打率が.185と落ち込んだ原因が右ひざにあったと指摘。来季の復活を予言した。
今オフはジョー・トーリ監督(67)がドジャースへ移籍。
ヤ軍で最大の理解者を失ったことは、ゴジラにとって再スタートを切る絶好のチャンスでもある。
左翼のレギュラー奪取を目標にしていたメジャー1年目のような、ガムシャラな姿勢が求められている。
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