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慶応大の岡野栄之教授らの研究グループは、マウスの「胚(はい)性幹細胞」(ES細胞)
から、様々な種類の神経細胞を作り分ける培養法を開発した。この神経細胞をマウスに
移植したところ、神経が正常に働いた。人間のES細胞や新型万能細胞(iPS細胞)にも
応用できる見通しで、病気や事故などで傷ついた神経の移植治療への応用が期待される。
29日付の米科学誌ステム・セルズ(電子版)に掲載された。
開発した培養法では、ES細胞にレチノイン酸やたんぱく質などを入れ、8種類の神経に
作り分けた。低濃度のレチノイン酸を使うと、目や顔、のどなどの筋肉を支配する神経に
なる神経幹細胞になった。また高濃度のレチノイン酸を混ぜると、最終的に手を動かす
神経細胞になった。
URLリンク(www.nikkei.co.jp)