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高取町の筒井良盛前町長による業務上横領事件で、高取町が、きょう、筒井前町長を3臆5000万円の横領容疑で警察に告発しました。
高取町によりますと、筒井前町長は町の土地開発公社の理事長を務めていた平成16年に、福祉施設の土地購入にあてると偽って、金融機関から3臆5000万円を借り入れた上、勝手に払い戻して着服し、町内にある槇峯建設の口座に振り込んだとしています。
きょうの会見で高取町の植村家忠町長は筒井前町長の行為は、業務上横領と虚偽公文書作成と行使にあたるとして、県警に告発しました。
筒井前町長を巡っては、大阪地検が、約1200万円の横領容疑で逮捕・起訴し、来週にも判決が言い渡されます。
高取町では、地検の捜査で明らかになったのは、筒井前町長による横領事件のうち氷山の一角だとしており、警察の手で事件の全容を解明してほしいとしています。
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※ 「3臆5000万円」とあるのは原文どおり。