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外務官僚、ホテル代1500万“踏み倒し” セミスイートに300日宿泊
外務省経済局の男性官僚(40)が、都内のホテルの宿泊代1500万円以上を支払わず、
ホテル側とトラブルになっていることが30日、関係者の話で分かった。ホテル側は刑事告
訴や民事訴訟を検討しているという。この官僚は産経新聞の取材に、「確かに支払いはして
いない」などと事実関係を認めた。外務省では以前、ホテル代の水増し請求事件などで職
員が逮捕されており、再び外務官僚の“たかり体質”の一端が浮かんだ。
複数の関係者によると、この官僚は平成18年6月から19年4月までの293日間、該当の
ホテルのセミスイートルームに宿泊。1泊の料金は5万2500円で、合計で約1538万円の
債務が生じたが、現在まで全く支払われていない。
官僚は家庭の事情で都内の自宅を出た後、知人の紹介などがあってホテル宿泊を始め、
そこから東京・霞が関の外務省に出勤していた。19年4月以降は官舎に移り住んでいるという。
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