08/05/20 13:00:38 EWqGAgq30
防衛省は19日、神奈川県内で2002年に起きた在日米兵によるオーストラリア人女性暴行事件で、米兵に代わって見舞金300万円を女性に支払うことを決めた。
米兵には民事訴訟で支払い命令が出ていたが、既に帰国しており、米政府も支払わないことから、日本政府による救済が必要と判断した。
女性への支払いは、日米地位協定で救済されない被害に対して見舞金を支給できるとした1964年の閣議決定に基づく。
防衛省によると、この決定を適用したのは最近3年間で今回が10回目という。
同省によると、女性は02年4月に神奈川県横須賀市で米兵から暴行を受けたと訴えた。
米兵は刑事手続きでは不起訴になったが、民事訴訟では04年11月、女性の被害が認められ、東京地裁が300万円の支払い命令を米兵に出した。
しかし、米兵は裁判途中に帰国し、賠償金は支払われなかった。
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