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さまざまな細胞や組織になる能力を持つ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の技術を使い、
米ハーバード大幹細胞研究所が、難病に苦しむ患者から皮膚の提供を受け、患者自身の
iPS細胞作成に成功したことが明らかになった。同研究所は神経疾患や糖尿病、肥満症
など、さまざまな病気の患者から細胞の提供を受け、実際の治療に向けた研究に活用する
iPS細胞の「データベース」作りを検討している。
成功したのは、同大のチャド・コーワン准教授らのチーム。遺伝子異常によって重度の
高尿酸血症などを起こす「レッシュ・ナイハン症候群」という難病の患者1人から提供を受
けたという。
コーワン准教授らは今後、心臓病や糖尿病を合併している肥満症患者、他の病気を持っ
ていないとみられる肥満症患者ら、さまざまなタイプの患者から皮膚細胞の提供を受ける
予定という。コーワン准教授は「今後5年間で、数百人から細胞提供を受けたい」と話して
いる。
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