08/04/03 23:30:50 0
3日付の中国紙、南方週末は専門家の話などをもとに、中国の都市部でここ数年間、
大気汚染により毎年約30万人が死亡していると報じた。
同紙によると、中国の環境保護省環境計画院の趙越博士は、大気汚染による健康影響に
関する論文の中で、2004年に都市部で約35万8000人が死亡し、約64万人が呼吸器と
循環器系の病気で入院、約25万6000人が慢性気管支炎になったと指摘した。
同省の別の専門家は「近年の(大気汚染による死者などの)データは04年と大体同じ」と
述べ、05年以降も毎年約30万人が死亡していることを暗に認めたという。
一方、中国気象局当局者は、大気汚染の原因となる二酸化硫黄や光化学スモッグの原因
とされる炭化水素などの排出量が現在のペースで増え続けた場合、「10年に都市部の住民
が普通に呼吸できるかどうか保証しがたい」と懸念を表明した。 (共同)
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