08/03/15 23:12:02 +FgMsa5/0
中国国営の中央テレビは15日、昼と夜の定時ニュースでラサで
発生した騒乱の映像を放映した。
国営メディアがこうした映像を国内向けに流すのは異例。ただ、映像は
破壊行為ばかりで、武装警察部隊や警察当局による警告射撃や催涙弾発射など
鎮圧場面はなく、装甲車両の映像さえない。抗議行動を「暴動」とみなし、鎮圧は
正当であるとの印象を国内外に強める狙いがうかがえる。
僧侶を含む“暴徒”が中国銀行や商店などのシャッターをこじあけての略奪。
集団による車の横転。僧侶らのバス停などの破壊。放火でのバイクの炎上で炎と
黒煙があちこちで上がるもようなど、いずれも生々しい映像だ。アナウンサーは
「暴徒が放火、略奪を繰り返した」「少数の者によるチベットの安定と調和を
破壊する試みは必ずや失敗する」などと原稿を読み上げた。
チベット自治区政府のサイトも「(暴徒が)学校や病院、商店、住宅、政府機関や
車両に放火し、罪のない市民を殺害した」と強調している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)