08/02/15 01:19:27 9ZVLcm3S0
#新2階建て方式~税方式での最小限の公的年金と、掛け金や運用方法を自由に選べる個人の年金。
1980年代のアメリカにおけるレーガン改革では、年金財政の健全化を図るために
支給開始年齢や保険料率引き上げ、高額所得者の年金に対する課税などを行ったが、
同時に最高税率70%で累進の税率区分が15段階もあった個人所得税を、28%と15%の
2段階フラットタックスにして、法人税率も46%から34%に引き下げる大減税を断行した。
レーガン税制により、アメリカでは減税でキャッシュリッチになった個人の富裕層や
業績の良い民間企業が、どんどんお金を使い始めて国内消費が急激に拡大した。
さらに規制撤廃によって、オイルマネーを中心に世界中からアメリカにお金が
集まってくるようになり、景気が一気に上向いてアメリカ全体がバラ色になった。
■SAPIO 2008.2.27号より、一部を省略して書き起こしました (>>2-10へと、果てしなく長く続きます)