08/01/26 23:34:12 /Nodydcg0
臓器移植の際に大きな問題となる拒絶反応を、骨髄の同時移植で抑制することに、米国の
医師らが成功した。臓器移植に向けた朗報として期待されている。
米マサチューセッツ総合病院の医師らが24日、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・
オブ・メディシンに発表した。
同病院の医師らは、腎不全の患者5人について、腎移植前に患者の免疫力を抑える薬を
投与。その上で、両親や子供など近親者から提供を受けた腎臓を移植し、同時に骨髄も
移植した。
その結果、患者5人のうち4人が、約1年後から免疫抑制剤の投与が不必要になり、腎臓
移植後2─5年後も順調に腎臓が機能しているという。残る1人については、移植に失敗し、
腎臓の再移植を受けて免疫抑制剤を服用している。
臓器移植の際に大きな問題となる拒絶反応は、生体の免疫機構の働きによるもの。同病院
が手がけた手法により、他の臓器移植でも拒絶反応を抑制させる可能性がある。
URLリンク(www.cnn.co.jp)