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兵庫県姫路市の男性(66)が6日未明、吐血するなどして救急搬送された際、近隣の
18病院が「医師の不在」などを理由に受け入れを拒んでいたことが分かった。男性は
最終的に、約30キロ離れた市外の病院に2時間近くかけて搬送されたが、途中で病状
が悪化。搬送先の病院で死亡が確認された。
市消防局は「最善を尽くしたが、いろいろな条件が重なり、受け入れ先を見つけるのに
時間がかかってしまった」としている。
市消防局などによると、6日午前0時7分、男性の家族から「(男性の)意識がぼんやり
している。目がうつろで吐血した」と119番通報があり、救急隊が出動。受け入れ先の
病院を探したが、姫路赤十字病院や国立病院機構姫路医療センターなど18の病院に
「専門の医師がいない」「ベッドがない」などの理由で断られたという。
男性は当初意識があったが、受け入れ先の赤穂市民病院に搬送される途中で心肺が
停止。午前1時56分に同病院へ到着したが、同2時17分、死亡が確認された。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)