08/04/15 13:38:11
任天堂「Wii」が韓国進出、業界から不満の声も
代表的なケースが不法コピーへの対応問題です。今年2月に任天堂米国法人は、
米国政府に働き掛け、韓国で販売されているニンテンドーDS用ソフトウエアの
不法コピーに対し、貿易制裁を下すよう要請しました。
これに対し、韓国のユーザーは当時、「不法コピーを阻もうとするのは理解できるが、
米国政府まで引きずり込もうというのはやり過ぎだ」と反発しました。
また、父兄たちも「子どもたちが使用するソフトウエアの値段が
1個3万ウォン(約3090円)を超えているのは紛れもない暴利」と主張しています。
また、韓国ゲームメーカーの任天堂に対する感情も、あまり良くないようです。
ニンテンドーDS用のソフトウエアを見ると、70%以上が任天堂で直接開発されたもので、
韓国の中小ゲームメーカーに対する支援は至って消極的です。
ライバルのソニーやマイクロソフトは韓国現地法人で別途のゲームタイトルを開発し、
これを海外にまで輸出するほど積極的に協力しています。
一方、任天堂は主に独自開発したソフトウエアを韓国語に単純に翻訳し、
売り込むのにあくせくしている、というのが韓国ゲーム業界の見方となっています。
任天堂はこうした反発を意識し、同日の記者会見で一足遅れの技術および
マーケティングレベルの協力支援策を打ち出しましたが、韓国ゲーム業界の反応は
相変らず冷めています。これについて、ゲーム業界の関係者は
「支援策に具体的な内容が見られなかった」と話しています。
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