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室町時代に始まったとされ、豊漁と豊作などを祈願する伝統行事「永禄
(えいろく)の大綱曳(おおつなひき)」が十四日、南あわじ市福良乙の
慈眼寺前で開かれた。
地域の若者ら約三千人が参加。大漁旗がなびく大通りに威勢のいい
掛け声が響き渡った。
大綱曳は一五六〇(永禄三)年から伝わるという神事。五八年から二年以上
続いた干ばつ被害に、当時の朝廷が各寺社に雨ごい儀式を行うように
通達したのがきっかけで始まったという。
太平洋戦争で途絶えていたが、十二年前、五十六年ぶりに地元有志らが
復活させた。「東が勝つと豊作」「西が勝つと豊漁」とされる。
「合わすの持て来いヨイヤー」の号令がかかると、ふんどしとねじり鉢巻き姿の
男衆が、長さ約三百メートル、太さ約二十センチの綱を引っ張り合った。
力水が飛び交う中、西方が圧巻の勝利を収めると、観客から大きな歓声が
沸き上がった。
西方に参加した近くの会社員奈木一太(かずひろ)さん(24)は「最近、魚が
あまり捕れないので、勝ってうれしい」と話していた。
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神戸新聞 2008年8月15日 10:24
※依頼スレ#269より立てました