08/08/06 16:25:42
第９０回全国高校野球選手権大会に出場している倉敷商ナインを、陰で支えているのが
女子マネジャーの横田さん（１７）。
５日行われた紅白戦でも記録員を務め、裏方の仕事をてきぱき笑顔でこなした。
計７人の女子マネジャーうち唯一の３年生は「このチームで少しでも長く野球をやりたい」
と話している。
横田さんはグラウンドではヘルメットなどの道具磨きをはじめ、お茶や水の準備、
打撃練習の際にはストップウオッチを手に開始や終了を笛で知らせる。
休憩中には部員たちとにこやかに談笑することもたびたびで、明るいムードづくりに
一役買っている。
総社西中時代はバレーボール部に所属。２人の兄が高校球児だったことから
「甲子園に行ける学校でマネジャーをしたい」と倉敷商に進学。
炎天下の草むしりなど地味な仕事も数多いが「やりたかったことだったので苦じゃ
なかった。チームが勝った時の喜びを一緒に味わいたかった」と振り返る。
１年生秋から記録員としてベンチ入りした横田さんは、練習試合などで投手の球種を
観察し独学で覚えた。
「記録が正確で、変化球などの区別もつく。いつも先々を見越して行動できるところも
素晴らしい」と森光淳郎監督は信頼している。
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選手たちを支える女子マネジャーの横田さん
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