08/05/25 11:54:46
<赤ちゃんも楽しめる狂言企画 名古屋能楽堂で7月31日公演>
和泉流の野村小三郎さん(36)が演じる狂言を、赤ちゃんと母親が一緒に楽しめる
「まいまい狂言会」が7月31日、名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸)で開かれる。
企画した市内の主婦グループは「零歳から鑑賞できる公演は初めて。言葉はわからなくても、
本物の日本文化を体いっぱいで感じに来て」と期待している。
グループは7人で、代表は北名古屋市の主婦長谷川裕美子さん(40)。野村さんの舞台を
みた子どもが「くぎ付けになるほど熱中した」というママさんたちだ。
狂言は歌舞伎や文楽に比べ、予備知識がなくても理解しやすく、演じ手の動作や表情、
言葉やリズム感だけでも子どもに親近感がある。「本物の狂言を目の前でみる楽しみを、
より多くの親子に感じてもらいたい」との思いで昨秋から計画し、実現させた。
名古屋市中区在住の野村さんも、小中学校の授業に取り入れている豊田市で出張公演する
など、子どもたちに伝統芸能への理解を深めてもらう活動を続けてきた。
長男の信朗君(7つ)も4年前に初舞台を踏んだばかり。
客席の子どもたちと舞台の野村さんがかけ合うコーナーも企画する。演目は信朗君と共演する
「蝸牛(かぎゅう)」。「でんでんむしむし」と繰り返す場面もあり、子どもたちも盛り上がりそうだ。
「狂言ならではの場面を家庭に戻って語り合ったり、踊ってみたり、伝統文化が家族のつながりを
見つめ直す契機になってくれれば」と、野村さんも期待している。
(問)まいまい狂言会=電(ソース参照) (弓削雅人)
中日新聞 2008年5月25日
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
赤ちゃんも鑑賞できる狂言公演を企画した「まいまい狂言会」の主婦と出演する狂言師の
野村小三郎さん(右から2人目)=名古屋市中区平和で
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
※ご依頼いただきました。