08/05/25 11:39:30
<1000円以上払っても食べたい! 手作り「グルメバーガー」が人気>
全国チェーンとは一線を画し、オリジナルの味で勝負する手作り「グルメバーガー」の店が
人気を集めている。
代表格は「佐世保バーガー」。1950年代に長崎県で米軍関係者により伝わったレシピが
起源。卵焼きやベーコン、チーズ、野菜をたっぷり挟み込んだ重厚な味わいが特徴だ。
ブームの火付け役である「ザッツバーガーカフェ」は、ほかにも「アボカドバーガー」
「ラタトゥイユバーガー」などオリジナルメニューを開発。価格はレギュラーで600円程度。
ジャンボだと1000円以上するものもある。都内を中心に6店舗を展開するザッツエンター
プライズ(東京・高円寺)の吉村裕代表は「既存店売り上げは右肩上がり、今年さらに2店を
開業予定」と鼻息が荒い。
ハンバーガーといえば、「早くて安い」を売りとするファストフードの代名詞。だが、吉村代表は
「ゆっくり味わえる」店作りにこだわる。店内のいすは全席クッション付き。ソファ席も用意され、
カウンターバーでお酒も楽しめる。こうした店作りも含め、味わって食べることができるグルメ
バーガーの店は、東京を中心に続々と誕生。20年近い歴史を持つ「フランクリン・アベニュー」や、
アメリカンスタイルの「ベーカー・バウンス」などが知られる。それらのほとんどは個人経営だが、
大手チェーンを徐々に脅かす存在になっている。 (許斐健太 =週刊東洋経済)
東洋経済 08/05/24 | 12:00
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