08/05/21 07:58:26
<高級 or 激安スイーツ、100円分ならどっちを食べる?>
お菓子の世界も2極化が進んでいるのか、はたまた普通の値段の普通においしいお菓子は
あたりまえ過ぎていちいち話し合うこともないのか、このところ周囲で話題になるのは高級
スイーツか激安スイーツのどちらかであることが多い。
気むずかしいスイーツ好きの面々が“もらってうれしい高級菓子”として口を揃えて挙げるのは、
京都の老舗「緑寿庵 清水」の『究極の金平糖』。1個1cm弱というプチ・サイズながら、存在感と
満足度はグラン・サイズである。
「緑寿庵 清水」は「日本でただ1軒」と謳っている金平糖専門店。皇室の御引き菓子としても
使われており、3段の陶器箱に美しく収められたものは、なんと1セット18,000円もする。
天然苺やサイダーなど、定番の金平糖は比較的リーズナブルながら(50g/480円)多彩な
味わいだ。皆がほしがる究極の金平糖は年に1度の限定発売で、入手困難品。以前友人が
1年半待ちで予約して手に入れたという、究極の金平糖梅酒味をひと粒だけ試食させてもらったが、
口の中に広がるフレッシュな香りと爽やかさは、やはり格別。価格はガラス徳利桐箱入りで
3,200円だった。
『究極の~』は入手困難だが、先日季節限定の『トマト』、定番の『蕎麦の実黒糖』『天然蜜柑』を
手に入れた(※東京では日本橋三越で「緑寿庵 清水」の製品を買うことができる)。トマトの
金平糖とは! と驚いたが、「凍らせて頂きますとすっきりとした味わいが楽しめます」の説明に
従い冷凍庫へ。まさにキンと冷やした甘いトマトのような味で、熱があるときに食べたい感じ。
一方激安スイーツのほうは、駄菓子を除けば『10円饅頭』が代表格ではないだろうか。
その名の通り1個10円(パック代は別途)の小さなお饅頭で、2年ほど前からよく話題に
なっていた。今さらながら食べてみたところ、たしかに10円とは思えないお味。
もっちりしていて緑茶に合う。安くても“きちんと感”が強く求められる時代のヒット商品には、
それなりの企業努力があるのだろう。
関東圏に多くの支店を持つ「和ふ庵」には、黒糖だけでなく、抹茶、柚子などの種類もある。
黒糖饅頭は1つ10円から買えるが、その他のバリエーション商品は10個詰め合わせからの
販売で、季節限定の柚子は10個入パックが180円。
……ところで、トマトの金平糖の数を数えてみたところ121粒入っていた。1袋735円だったので、
1粒約6.07円の計算だ。
もしあなたが100円で食べるとしたら、写真の10個のお饅頭(パック代は覗く)or16粒の金平糖
…どちらがお好み? (磯谷佳江/studio woofoo)
exciteニュース 2008年05月20日 10時00分
URLリンク(excite.co.jp)
上から、『10円饅頭』10個、『トマト』の金平糖16粒、『トマト』の金平糖パッケージ
URLリンク(image.excite.co.jp)
※ご依頼いただきました。